子供を育てる

【子育て必見】子供の運動神経を育てる『7つの能力』

困った人
子供の運動神経を良くするためには何をやったら良いのかわかりません。子供のためになる良いことがあれば教えて欲しいです。

 

☑️目次(本記事の内容)

  1. 子供の成長時期をあらわす発育曲線とは?
    ▶︎スキャモンの発育曲線
    ▶︎成長の4つの型
  2. 運動神経に大切な7つの能力とは?
    ▶︎7つのコーディネーション能力
  3. 子供が爆発的に育つ黄金期とは?
    ▶︎ゴールデンエイジとは?
    ▶︎プレゴールデンエイジ(3歳〜8歳)
    ▶︎ゴールデンエイジ(9歳〜12歳)
    ▶︎ポストゴールデンエイジ(13歳〜15歳以降)
  4. 運動神経を高めるおすすめトレーニング3選
    ▶︎鬼ごっこ
    ▶︎リアクションドリル
    ▶︎しりとりパス
  5. スポーツと心の成長
  6. まとめ

 

☑️この記事の信用性

【プロフィール】
■一般社団法人スキルチャレンジ
■代表理事 田中雄也
■1983.02.26
■サラリーマン起業家/アイスホッケーコーチ
■北海道、主に釧路市を中心に活動

🏒アイスホッケーの競技歴は、小・中・高・大学と、現在も社会人でプレー。
🏒アイスホッケーの指導者歴は13年。(2020年2月現在)
🏒氷上練習の指導回数は、年間で約300回以上。
🏒現在も幼児〜オリンピック選手まで幅広く、毎年200名以上を指導している。

<<< 田中雄也の詳しいプロフィールはこちら >>>

 

☑️現在の主な指導場所は?

・スキルチャレンジアイスホッケーアカデミー
・大進ジュニアアイスホッケークラブ
・カワセミDaishinレディース
・釧路市立昭和小学校アイスホッケー同好会
・釧路アイスホッケー連盟 強化委員

 

それでは見ていきましょう。

 

子供の成長時期をあらわす発育曲線とは?

まず初めに、上記の図のスキャモンの発育発育曲線を知っていますか??

多くの方が、聞きなれない言葉であると思いますが、子供の育成やスポーツ指導を行う上で非常に重要なものです。

子供の能力を上げることで有名幼稚園や、プロスポーツのジュニアクラブの育成をするときのプログラムにスキャモンの発育曲線の考えが取り入れられていることでも有名です。

子どもは年齢を重ねて成長していくなかで、「一般型」「リンパ型」「神経型」「生殖器型」と4つのカテゴリに分かれて発育していくと考えられています。

その発育を、20歳を100とした場合に、年齢ごとにどの程度成熟しているかを曲線によって表わしたものです。

スキャモンの発育曲線は4つの型には、それぞれの特徴がありあます。

その発育段階がスポーツをする上で、どのように影響があるかを以下から4つの型について詳しく説明していきます。

 

☑️一般型

一般型とは身体的な成長を表わしたもです。身長、体重、臓器の発育のことで、2〜13歳ころまで緩やかに成長していきます。

14歳ころからは急激に発育し、18歳ぐらいでほぼ100%近くまで達します。

 

☑️リンパ型

リンパ型は免疫をつかさどるリンパ組織(扁桃やリンパ節など)の発育を表します。

発育の特徴としては、6歳をすぎると100を超えて最大で180%以上の発育をします。

その後12歳ころから急激に低下していくという、他の組織の発育とは違った独特な曲線を描きます。

 

☑️神経型

神経型は器用さ・リズム感に関わる神経系の発育です。脳・脊髄・感覚器の成長を表します。

神経系の組織の発育は、6歳ころまでに100%近くまで発育するのが特徴です。

 

☑️生殖器型

生殖器型はそれぞれの生殖器の発育を表します。

生殖器の発育は、男性ホルモンや女性ホルモンの分泌を促進させます。

生後から成長は非常にゆっくりですが、思春期の14歳ころから急速に発育していく特徴があります。

 

運動神経に大切な7つの能力とは?

子供はあっという間にいろいろな動作ができるようになっていきます。

それはスポーツだけに限らず、自転車に乗ることだったり、楽器の演奏だったり。

いずれも、大人より習得スピードは速いもの。

それには、子どもの時期に成長が著しい「コーディネーション能力」が関係しています。

外部から得た情報をすばやく反応・判断し、それに対して適切にカラダを動かす能力のこと。

コーディネーション能力は、7つの能力に分けることができます。

 

☑️7つのコーディネーション能力

1)リズム能力

動作を行うタイミングを上手につかむ能力です。音に合わせて動作を行うなど、リズム感のよさに関係します。

 

2)バランス能力

バランスを正しく保ち、体勢が崩れた場合にすばやく立て直す能力です。転倒しそうになった時などにカラダの位置感覚を的確に判断し、転倒しないよう反応します。

 

3)変換能力

状況の変化に合わせて、すばやく動きを切り替える能力です。相手選手のプレーに対応して、自分の動作を変えるといった場面などで発揮されます。

 

4)反応能力

合図などにすばやく反応して、適切に対応する能力です。スタートダッシュなどの反応の速さに関係します。

 

5)連結能力

カラダ全体を連動させてスムーズに動かす能力です。動作をするうえで、力の発揮加減・バランスなどを調整する働きをします。

 

6)定位能力

物体の位置と自分の位置関係を把握する能力です。人や物などの距離感を感じる働きをします。

 

7)識別能力

手足や道具・スポーツ用具などを上手に操作する能力です。ボールを見ながら打つなど視覚とカラダを繋げる働きや、ある動作をしながら他の動作をこなすなど、複雑な動きを正確に行う能力となります。

 

 

子供が爆発的に育つ黄金期とは?

 

☑️ゴールデンエイジとは?

「ゴールデンエイジ」とは、コーディネーション能力をはじめとする神経系(脳や脊髄・感覚器)が向上する時期のことで、その時期の運動経験が運動能力を左右するとまで言われる子どもにとって大切な時期です。

そのため、子どもの頃は多くのスポーツを経験し、いろいろな動作を身につけることがよいとされています。

「ゴールデンエイジ」には年代別に特徴があり、3歳〜8歳頃を<プレゴールデンエイジ >、9歳〜12歳頃を<ゴールデンエイジ>、13〜15歳以降を<ポストゴールデンエイジ>と呼びます。

各世代のゴールデンエイジでそれぞれ特徴が違いますので説明していきましょう。

 

☑️プレゴールデンエイジ(3歳~8歳ごろ)

コーディネーション能力が発達し、運動能力の基礎ができあがる時期

神経系が急速に発育していきます。そのため、器用さ、リズム感、バランス感覚などの習得ができます。

この時期に多くの運動を体験し、動作に対する神経回路を作っておくことで、その後の運動能力を大きく伸ばすことができます。

ただし、長時間集中力が続かない年代でもあります。

遊びながらカラダを動かすようなプログラムを短時間でいろいろ行うことが効果的です。

多種多様な動きを体験することが大切です。

 

☑️ゴールデンエイジ(9歳~12歳ごろ)

運動の技術を即座に習得できる時期で、神経系の発達は12歳でほぼ100%となり、さまざまな動作を習得するのがもっとも早い時期です。

スポーツにおいての複雑、高度な技術もすぐに覚えることができる大変貴重な時期であり、この時期に神経系の発育がほぼ完了します。

この時期は、筋力、体力トレーニングでなく、テクニックを身に着けるのに最適です。

ですから、身体の成長曲線から見て、筋力・持久力の向上はまだ先の話し。

この時期はコーディネーショントレーニングを積極的に行い、多くの動きを習得することで、その後の運動神経を飛躍的に伸ばすことをしましょう。

 

☑️ポスト・ゴールデンエイジ(13~15歳ごろ以降)

この時期から一般型の発育が盛んになり、身長が急に伸びたり、体格が男性・女性らしくなっていきます。

ゴールデンエイジを過ぎると、身長や体重など骨格の成長が著しい身体的成長の時期なので、筋力や体力を伸ばすのに適しています。

しかしこの時期は、骨格の急激な変化によって今までできていた技術や感覚にズレが生じ、思うようにカラダを動かせなくなったり、スキルをうまく発揮できない場合があります。

しかし、骨格の成長とともに反復練習を行うことで、感覚は修正されていきます。

成長していく筋力などの影響により、より力強く、すばやい動作が可能となってくるでしょう。

 

運動神経を高めるおすすめトレーニング

運動神経(コーディネーション能力)を高めるトレーニングは、簡単にできるものから専門的なものまで多様にありますが、今回は誰でも簡単に取り組めるものをご紹介します。

☑️鬼ごっこ

鬼ごっこは運動神経を高めます。

普通の鬼ごっこだけでなく、手繋ぎ鬼やボールをぶつけたら鬼を交替する、鬼の数を増やしてみるなど、ルールを変えて難しさを調整してみましょう。

 

☑️リアクションドリル

親やコーチなどの指示に合わせてジャンプします。

「前!」と言われたら前へ1歩両足ジャンプ、「後!」と言われたら後ろに両足ジャンプなど。

「前」「後」「右」「左」のほか、「高く!」でその場で高くジャンプ、「低く!」でしゃがんで立ってなど、指示を増やすと難しくなります。

慣れてきたら、スクワットやバーピージャンプなどの種目や、指示とは逆の動きをしてみるとさらに難しくなるでしょう。

 

☑️しりとりパス

すでに球技などのスポーツを行っている場合は、いつものパス練習に少し工夫を加えるだけでもコーディネーショントレーニングができます。

パス交換の練習に、しりとりをしながらやるという条件をプラスしてコーディネーション能力を高めます。

サッカーだから足だけなどと制限せずに、手足を両方使いながら行うことも効果的です。

また、ボールの数やボールの重さ・大きさが異なるようにするとさらに難しくなります。

 

 

スポーツとこころの成長

スポーツを小さいうちからはじめることには、精神的なメリットもあります。

例えば、サッカーや野球などのチームスポーツでは、集団のなかに入り他の子と一緒に練習することで、コミュニケーションのとり方を学びます。

相手のことを考える力は、いろんな人間関係を経験することで身につきます。

公園や家での1人遊びももちろん大切ですが、集団のなかでスポーツを通じて学ぶことは、小学生以下の小さい子どもにとっても刺激になるでしょう。

コミュニケーションをとって、友達関係をつくることがスポーツの楽しさを広げていくことにもなります。

今までたくさんの子どもたちを指導していく中で、スポーツを通して、ココロもカラダも成長していくことが健全な人間形成につながっていくと肌で感じております。

 

まとめ

▶︎スキャモンの発育曲線は4つの型がある。
→「一般型」「リンパ型」「神経型」「生殖器型」がある。

▶︎運動神経には7つのコーディネーション能力がある。
→「リズム」「バランス」「変換」「反応」「連結」「定位」「識別」

▶︎ゴールデンエイジには3つの成長の時期がある。
→プレゴールデンエイジ→運動の動きを覚えて基礎をつくる時期
→ゴールデンエイジ→高度な技術を習得してスキルを伸ばす時期
→ポストゴールデンエイジ→身体能力を向上させる時期

そして最後に、ここまで読んでいただき、もう分かってると思いますが「なぜ3歳からはじめることがオススメなのか」を考えていきます。

 

3歳からスポーツを始めよう!♪

一般的に子どもがスポーツをはじめる場合に多いタイミングは、残念ながら「小学校から部活動やスポーツ少年団に入る」ことです。

日本のスポーツは残念ながら、学校体育、地域のスポーツ少年団、部活動が中心に行われているのが現状です。

このためスポーツをはじめる入り口となるのが、小学校であるケースがほとんどです。

ですが、ここまで説明してきたとおり、小学生にはいる6歳からでは、すでに神経系の発育がある程度進んでしまっている段階です。

運動の基礎をつくる重要な時期の半分が過ぎてしまっています。

小学生になると、「運動神経が悪い子」と呼ばれてしまう子どもがいたりしますが、それはこの時期に運動をあまりやってこなかった、やる機会がすくなかったからというのが、大きな原因であると考えられます。

しかし、現在ほとんどのスポーツがキッズスクールなどを展開しており、子どもがやりたいスポーツが小さいうちからできる環境が整いつつあります。

年齢制限も幼児対象が増え、親子同伴などの条件もある場合がございますが、お近くのキッズスクールなどでスポーツと触れ合うきっかけを是非与えてあげてください。

低年齢化の傾向は、この「スキャモンの発育曲線」の考えが世間に浸透してきていることが考えられるでしょう。

子どもの成長というのは本当に早いものですよね。

すくすく成長していく子どもたちを、大人である私達は上手にサポートしていきたいものです。

この「スキャモンの発育曲線」を知ることで、子どもの成長の特徴に対して、より理解が深まったと思います。

是非、3歳からスポーツをはじめて、発育段階にあった形でスポーツを楽しみ、スポーツをする子ども自身の可能性を広げていってほしいと思います。

 

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