#018【上達しない選手の特徴】良い選手はリンクに乗ってすぐに〇〇はやりません。

こんにちは、田中コーチです。

今回は、氷上に上がった瞬間に選手がどんな行動を取っているかを見るだけで、選手の意識レベルが簡単にわかってしまう、成長しない選手がやってしまうダメな行動について解説していきます。

この記事を読んだあなたは、是非自分のリンクでの行動を確認して見て下さい。

もしも１つでも当てはまってしまったチームがありましたら、次回から改善しましょう。

改善することで、きっとあなたを見る周りの目は変わるでしょう！

☑️この記事の信頼性

それでは見ていきましょう。

【上達しない選手の特徴】良い選手はリンクに乗ってすぐに〇〇はやりません。

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私はこれまでの１３年間釧路で指導者として活動してきました。

小学校や中学校の単独チームのヘッドコーチや、各カテゴリーの釧路選抜の監督を務め、色々なチームと戦ってきた経験を元に今まで実際に見て肌で感じてきたこと話したいと思います。

上達しない選手が氷上練習でやってしまっているダメな行動には共通点がありますので、そこら辺を中心に見ていきましょう。

リンクに上がって最初にやるべきこと。

突然ですが、想像して下さい。

あなたは試合前の練習で(通常練習も同じ)リンクに上がって一番最初にやることって何ですか？

もし次のことを真っ先にやっている選手は、その行動をやめることをオススメします。

１、いきなりフェンスにスラップショット

リンクに乗った瞬間にパックを拾って、壁やボードに向かってスラップショット。

はい。即やめましょう。

今までこの行動をした選手で、上手な選手を見たことがありません。

２、GKの邪魔をする

GKがクリーズ内の氷を削ったり、ゴールの位置やポストなどを確認しているのにシュートを打つ。

ホントやめて。ストレッチでもしてろ。

３、プレーヤーがリンクに上がってするべきこと

やっちゃいけない行動はまだ沢山ありますが、キリがないので割愛。

では、上手な選手や強いチームはリンクに上がったら何をしているのでしょう？

ここでは３つほど紹介しましょう。

１、氷の硬さを確認する。

まずリンクに乗ったら１周程度滑走して、

リンクが硬いのか？柔いのか？

氷の歪みや傷の深さがキチッと整氷されているか？

など確認しましょう。

２、スケートのエッジ(溝)を確認する。

リンクの硬さを確認しながら、自分のスケートのエッジの状態がどんな感じなのかを確認しましょう。

確認の方法としては、フォアやバックスケーティングでターンやスネークをして、インサイドやアウトサイドエッジのトウ・ミドル・ヒールに乗り、溝の噛み具合を確認する。

３、ハンドリングを確認する。

氷の確認、リンクの確認が終わったら、ハンドリングを確認しましょう。

パックを触ったら、シュートではなくスティックの感触を確かめるべし。

フロントやフォアサイド・バックサイドなどでパックコントロールをしてみて、手首や肘の感覚や体全体の動きがどうなのかを確認しましょう。

まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか？

記事を読んでみて「あっ！やべっ！」ってなった選手もいるでしょう。

最後にもう一度まとめで確認して、しっかりと頭に植え付けましょう。

❶リンクに上がってすぐにシュートはやめる。
❷リンクのコンディションを確認する。
❸スケートのコンディションを確認する。
❹ハンドリングで身体の動きを確認する。

トップレベルの選手であれば、リンクに上がった時のルーティンがありますので、NHLやアジアリーグの選手がリンクに上がったときに、まず何をしているかを見てみるのも面白いと思いますよ。

良いものはどんどんマネしましょう。

☑️この記事を書いております田中雄也です！

【プロフィール】
■一般社団法人スキルチャレンジ
■代表理事　田中雄也
■1983.02.26
■サラリーマン＆起業家＆アイスホッケーコーチの三刀流✂️
■北海道、主に釧路市や道東地区を中心に活動

🏒アイスホッケーの競技歴は、小・中・高・大学と、現在も社会人でプレー。
🏒アイスホッケーの指導者歴は13年。(2020年2月現在)
🏒氷上練習の指導回数は、年間で約300回以上。
🏒現在も幼児〜オリンピック選手まで幅広く、毎年200名以上を指導している。

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